【その7】デブってだけで、こんなに大変【妊娠初期】
病院の帰り道、いままで何もやる気が起きなかったけれど、
本屋で妊娠の本を購入して、併設のドトールで食事をしようと思った。
レタスサンドを美味しく完食できた。久しぶりの食事だった。
つわりって、精神状態による影響もあるんじゃないかと思う瞬間だった。
私は母を癌で亡くしている。祖母も他界。
身内に女性はおらず、妊娠の相談を出来る身内がいなかった。
とにかく、母の亡き後は、自分のことは自分で。
一生ひとりで生きる力をつけること。という気持ちで生活してきた。
生活するために働かなければいけないこと、に関しては
かなりの修羅場をくぐってきたけれど、
女として新しい生命を宿すことは、こんなにも不安になるとは思わなかった。
流産するかもしれない不安や、つわりの辛さなどなどを相談をできず、
恥ずかしながら、「死んだ母に会いたい。話したい」と泣く日もあった。
彼のお母さんは、彼の弟夫妻の出産のため県外に行っていたし、
ひとりで抱えこんでいたのだと思う。
彼と一緒に住んでいるけれど、前旦那に捨てられた時のトラウマもあったし、
ホルモンのせいなのか、感情をうまくコントロールできない自分にも
イライラしていたし、つわりも思いのほか酷くて、
病院が決まるまでの期間は本当に地獄だった。
私と同じデブ妊婦の皆さんには、同じような思いをしてほしくないので、
病院選びは大切ということ、思ったよりデブ妊娠って大変みたいだよ
ということを知っておいてほしいです。
さて、あとは「つわり」について別に記録していきたいと思います。