デブ妊婦がんばる

はじめて妊娠したデブの記録。

【その3】デブってだけで、こんなに大変【妊娠初期】

 

検査後に診察室に戻ると、院長先生は言った。

 

妊娠はしてるけれど、うちで産ませることは出来ない。

ぬぬさんは太っているので、妊娠高血圧や大量出血のリスクが高い。

大きな総合病院を紹介するので、そこに行ってほしい。

今後、うちで診ることは出来ません。

 

ここで初めて知るのだけれど、

私の住んでいる市では、セミオープンシステムという方式をとっていて。

簡単に説明すると、分娩施設のない個人病院で32週まで定期検診を行い、

分娩は市立病院とか大きい総合病院でする。というもの。

 

この病院(院長先生のとこ)は分娩施設はあるけれど、無理!

じゃぁ、分娩は総合病院。定期健診は診てもらうことはできないの?

というと、それも無理だという。

 

つまり総合病院に行っても、総合病院で定期健診を診てくれなかった場合は、

定期健診してくれる他の病院を探さねばならない、ということ。

 

しかも、赤ちゃんが1センチを超えないと紹介状も出せないらしく、

ここから毎週、不安な気持ちのままで病院通いがはじまった。

 

 

【その4】へ続く>>>

 

【その2】デブってだけで、こんなに大変【妊娠初期】

「妊娠許さない」の後、整形外科や整骨院に通い、

腰は回復したものの、やっぱり生理はこなかった。

妊娠検査薬で陽性反応。2回やった。

前回の恐怖があったので、彼も一緒に病院に行ってもらった。

 

診察室に入ると、助産師さんがいた。

「陽性反応が出てますよ~。うん、うん。」穏やかな口調&笑顔。

ぶっちゃけ、前回と同一人物とは思えなくて。一瞬固まってしまった。

 

そして、隣の部屋でエコーします、と言われ、

そこから院長先生(男)にチェンジした。痛かった。

結果、妊娠していたのだけれど、

その後の説明で、また衝撃的なことを言われることになる。

 

【その3】へ続く>>>

 

私は、進学や就職、結婚で引越し経験が多い。

産婦人科も色々といっているのだけれど、(子宮がん検診とかでね)

女の先生ってキツイのが多いかも。

子宮がんの検査もむっちゃ痛かったし。出血したし。

やっぱり、同性だと遠慮がないのかしらね。

 

【その1】デブってだけで、こんなに大変【妊娠初期】

私はデブ。そしてバツイチ。

妊娠チャレンジの記憶はあったけれど、

ぶっちゃけ、前の旦那とは出来なかったので「不妊」だと思ってて

すぐ妊娠すると思わなかった。

 

さらに、おなじ時期に、狭い・寒い場所で立ち仕事をして

「人生初ぎっくり腰」になり、痛くて歩くのもやっとだったけど、

妊娠してるかもしれないから、まずは検査しなきゃ…と思って。

(レントゲンや薬とか色々問題でるかな、と。)

 近くの個人産院に行ったときに、衝撃的な事を言われたわけです。

 

妊娠は確認できませんでした。

というか、妊娠したいなら体重を落とさないと。

今のままでは、妊娠を許す事はできません。

 

私の当時のBMIは30。確かにデブ。自覚もある。

でも、「妊娠を許さない」という言葉は、全否定されたような気がした。

引越し先はジムが近くにあったし、転職もして激務じゃなくなったので、

やせるぞ!と意気込んでいたけれど、凹んだ。豆腐メンタル…。

 

後から知ったのだけれど、このとき私をみた人は「助産師さん」だった。

彼女の無駄な時間とらせやがって。という態度は次回に豹変する。

 

 【その2】へ続く>>>

 

よく見るアレは嘘だった

よく見るじゃない。ドラマで。

突然、「うっ…」とか言って、洗面所にかけこむやつ。

あれ、嘘ね。

少なくとも私はそうじゃなかった。

私の場合は、

 

「うぇぇぇ、なんか気持ち悪い」イライラ

「気持ち悪くて、なんとかしたい」イライライライラ

「とりあえず、トイレで吐いてみようかな」 あれ、止まらない!

マーライオン・リバース」 体力ゲージ0瀕死

 

だった。

うまく言えないけれど、やべ!吐いちゃう!出ちゃう!

という感じではなくて、

自らの意思で吐くことを選択せざるを得ない感じだった。

2018年10月末からはじまって、2019年1月にこのブログを開設した

「今」私はつわりで泣いている。

 

35年生きてきて、一番つらかった年末年始。

この、つらさを書き留めたい。

出産や産んでからのほうが100倍大変だと聞くけれど、

書いてみようと思う。